行政実務研修生日記㉛
こんにちは、今日もよく働きました。
今日は、前回の記事で書いた、
強くてニューゲーム
という言葉について少し書いていきたいと思います。
行政実務研修生のお仕事【強くてニューゲーム】
結論を先に述べると、努力して能力を高めておけば、それが早いほど、あとあと楽に働く時間が増えますよ、ということ。
まず私の経歴としては、
2012-2016 約4年間の民間企業勤務 営業やってました。
2016.1月-3月 3ヶ月の派遣、アルバイトを経て
2016-2019 宮城教育大学に3年勤務 予算担当
2019-2020 文部科学省 行政実務研修生
という経歴です。
一応、正規の転職としては一回ですが、文科省への出向ということで、合計3回職場を変えております。
文科省の行政実務研修生期間が終わればまた大学に戻るので、また職場を変えることになります。
職場を変えるその度に思うのですが、やはりビジネススキル、経験は汎用性があるということ。
職場が変わるたびに、知識はレベル1に戻りますが、仕事感覚はレベル50くらいのまま。
私は、民間企業に最初勤めたとき、本当にクソみたいなザコ社員で、
・電話の内容はまともに伝えられない、
・お客さんの名前は間違える、
・何事にも確認不足、
・間違いが多い、
・お客さんの利益を考えた動きができない、
・コスト感覚がない
など、そりゃヒドイもんでした。
しかし、当時の上司はそんなクソみたいな私を見捨てず(呆れてはいたが)、
人並み程度までは育ててくれました。
スゴイ厳しい方でしたけど、
何度も頭の中で殺しましたけど、
多分この恩は一生忘れませんね。
この人に当たらなかったら、クソ社員のままだったらと思うと、ゾッとします。
間違いなく、私の人生に大きな影響を与えてくれた人のうちの1人です。
大学転職 強くてニューゲーム
そんな状態までなんとか引き上げられ、
大学に転職しまして、思ったこと。
ぬるっ!
え、こんな楽なの?
大学では財務だったので、技術的な難しさはありましたが、基礎的な部分(締切設定や業務量など)はかなりのイージーさを感じました。
締切が翌日じゃない!?一週間もあるの?
え?寝てる人いるけど!?(これはヤバい人)
ってか、業務量少なっ!!
本気出せば昼過ぎにはその日やらねばならないことが終わる。ということもたびたびありましたね。
まさにレベル50でポケモンの最初のジム戦みたいな感じ。強くてニューゲーム。
一方で、民間時代に培った、お客様目線の仕事、コスト感覚という点で、元々公務員だった大学職員の上の世代の仕事に違和感を覚えることもありましたね。
なんで、学生のためじゃなくて、内部の手続き優先なの?とか、
なんで無駄とわかっているものに時間と労力を使ってんの?
とかですね。
民間時代に鍛えられたお陰で、大学の仕事で辛いことはあまりありませんでした。
むしろ、財務にいた3年間で数々の無駄取りができ、より楽に、早く帰れて、そして成果を出せる環境に出来たと思っています。
もちろん失敗もありましたが、そんな楽な環境を謳歌しながらも、自分のスキルはキープは少なくとも出来たと思います。
文科省:修羅の国。スーパーハードモード突入!!
そして、文科省に異動。
職場ごとの難易度をゲームで例えるなら、こんな感じです。
easy:大学(半年後以降)
normal:大学(最初の半年)
hard:民間
super hard:文科省
結論から言うと、「民間で育ててもらって本当に良かった」です。
文科省においては、周りは伝説のポケモンがワンサカいます。
サンダーやエンテイやミュウツーばかりです。
今回ばかりは強くないとダメだった。
という状況で、正直まだ互角に渡り合える、くらいがせいぜいですが、
むしろ負ける事も多いです。
しかしこれまで、努力して自分を高めて来なければ、やっていけてないと思います。
少なくとも大学のヌルさしか知らなかったら、私はすぐゲームオーバーでした。
現状、ギリギリライフを残しながらの戦いですが。
そして、来年、大学に戻るわけですが、今から楽しみです。
無双モードで仕事したいですね。
文科省のスピード感覚、仕事の捌き方を持って大学で発揮すれば、レベル70でニューゲームです。
まとめ:行政実務研修生、日本トップレベルの仕事感覚を身に付けられます。
私の経験談が長くなってしまいましたが、
まとめると以下の2点です。
・努力して、レベル上げとけば、ニューゲームになったとき(部署替えや転職)に楽です。
・文科省でレベル上げすれば、人生変わります。スピード感覚や目的意識などにおいて、その後の仕事のやり方に大きなプラス影響があります。
文科省で働くと辛い場面もあるかと思いますが、研修生として(一応)守られた立場なので、
大学に戻るにしろ、その後転職するにしろ、独立するにしろ、日本トップレベルの仕事感覚が身につくのではないかと思います。
締切が12分後とかありますからね笑
せっかくのチャンスですので、興味ある人は積極的にチャレンジしてはどうでしょうか。
今日は以上です。