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行政実務研修生のお仕事【情報収集】

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行政実務研修生日記㉑

 

風邪をひきました、が、今日もよく働きました。

こんな日もありますね。

さて、今日は文科省内で不定期に開催される講演会に行ってきまして、とーっても有意義なお話を聞き、そして、1つ予定も立ちました。

 

今回は、行政実務研修生が文科省内で参加できる各種講演会について書いていきます。

 

行政実務研修生のお仕事【情報収集】

 

行政実務研修生として文科省内で働いていると、時々講演会、シンポジウム、勉強会等、いろんな勉強の機会のお知らせが届きます。

 

大学とかだと、月に1回とか、私が所属するような小さい大学だと年に数回とかそんなものではないでしょうか。

それが文科省では月にだいたい3~4回くらいあります。もちろん参加は自由。

 

パネリスト、講師、ゲストは毎回様々。大学教授だったり、役人の専門家、民間企業の専門家、経営者、などなど様々です。

 

いろいろな人が来ますけど、やっぱ話が面白いのは民間の人のほうが比較的多いですね。

 

今日は、イカした経営者3人の話を聞いてきました。

 

今回私は、東大発のベンチャー企業(東証1部上場)の社長、インテル元副社長、㈱アクティブラーニング経営者、3人がパネリストの政策対話、講演に参加してきました。

聞いた話を3行にまとめると以下のようになります。

 

・大学ベンチャーの可能性。でも、普通に立ち上げてもお金は集まらない。

・イノベーションは意見の差異、不協和音から生まれる。

・コラボレーションの可能性。異質なもの同士のかけ合わせで化ける(稼げる)。

 

私は今、起業に興味があります。まあ、行政実務研修生として文科省に行ってる身でこんなこと言うのもなんですが(笑)

 

とはいえ、ただの若造が何か立ち上げても、基本的に社会には見向きされないのが常です。

だから、この講演会の案内をみて思いました。

 

”あ、大学の看板使えばいいんだ!大学ベンチャーだ!”

 

かなり安易な発想ですが、国立大学の看板があれば一個人よりはだいぶ信頼ありますよね。

 

私の所属する大学にはすでにベンチャーにできるかもしれないタマがあるし、国の政策、社会の流れを踏まえて、新規で大学から起こせそうな事業アイデアが私の頭の中にあるので、今日の講演会からヒントを得ようと思ったわけです。

 

実際、ヒント有りました。そして大学に十分報告できる内容だし、ツテも作れそうです。

そして、㈱アクティブラーニング経営者が携わる、ニッポンのたからものプロジェクト2019、というイベント(2018まではオープンイベント、今年からクローズドイベント)にお手伝いで参加させてもらうことにしました。

 

話を聞く、本を読む、それらもインプットとしては良いのですが、自ら身を投じることに勝るインプットはないです。縁がつながったことに感謝ですね。

もちろん、イカした経営者を呼んでくれた文科省にも。

 

行政実務研修生の本分

 

普段の業務を通して、情報収集やスキルアップにつなげることはもちろん研修生の本分です。

それに加えて、こういった講演会や対話集会に参加して、大学業界や行政の世界ではないところで成功した人の話を聞く、それを自分にスキルに落とし込んだり、大学に有益情報として報告することも、とても重要だと思います。

 

同じ研修生仲間の何人かに聞いてみると、実はこの情報収集というのをやっていない人がとても多いことに驚きました。

 

みんな真面目に仕事しているし、俺なんかよりよっぽど優秀なんだけど、定期的に大学に特に情報を流しているなんて人にはまだ巡り合っていません。

そうなんです。みんなスパイやってないんです(笑)

 

行政実務研修生の雇用主は大学です。大学が人件費負担して、文科省で働いているんです。だから研修生なんです。

文科省で働くことを通してスキルアップして、有益な情報があれば大学に提供する。

じゃないと大学側のうまみってないじゃないですか。単に人と金をとられているだけで。

 

私は民間にいて、給料に見合う仕事をしろと叩き込まれた + 大学では財務をやっていたので、

なおさら、こういう、誰のための仕事(投資)なのか、何のために、どんな成果を出すために行政実務研修生になるのか、という意識が強いのかもしれません。

 

ぜひ、この記事を見た人は、研修生として文科省に潜入したらたくさん情報収集して、大学に還元してもらいたいと思います。大学は研修生にかける投資に対するリターンを求めています。

 

まとめ:行政実務研修生はスパイ。たくさん情報を集めよう。可能なら人脈も築こう。

 

繰り返しですが、行政実務研修生の本分はスパイ活動といっても過言ではありません。大丈夫です、どんだけ情報垂れ流してもとやかく言われません。

私は週に3回くらい大学に情流しています。

 

さらに、今回の私のように、可能ならば講演会の講師らと名刺交換し、何か手伝えたり参加できるようなことがあれば、積極的に参加し、

自分の知恵や労力をギブできれば、おのずと関係も築かれ、大学に戻ってからも活きる人脈になるのではないかと思います。

東京でしか会えない人、たくさんいますから、この機会を逃さないように。

 

ちなみに、今回の講演会でもっとも印象に残ったのは、
㈱アクティブラーニング経営者が発表していた、異質なもの同士のコラボレーション。

成功事例はいくつか聞きましたが、きびなご・おから寿司、でググってもらえるとその異質なもの同士のコラボレーションの一端が見えます。

高知の片田舎の漁港の売れないきびなごが、おからと出会い、有名旅館や三越で取り扱われるようになりました。

私の大学も、コラボレーション仲間を見つけるべきです。私がそれをやります。

 

それでは今回は以上です。

 

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