行政実務研修生日記㉙
木曜日は議員パーティーに課長の代理として出席してきました。
研修生として文科省で働いていると、こういった国会議員の激励会的なものに参加する機会があります。
月に2〜3回程度、参加者の募集があって、主に研修生で順番に行きます。
必ずだれか行かなきゃいけないわけではありませんが、研修生は「こういうのもあるんだよ」という社会見学みたいな感じで参加を促されます。
行政実務研修生のお仕事【議員パーティー】
流れとしては、まず乾杯前に色んな国会議員の皆様が激励のあいさつを合計で30分くらいして
(長っ!)、
乾杯、
議員は色々挨拶周り、参加者は好き好きに飲み食い、1時間半くらいでお開き、という割とあっさりした感じです。
仕事だからしょうがないけど、議員の先生は2時間以上、気を遣いっぱなしで大変だなぁと、思いましたね。
実は今朝も文科省の前で、行列のできる法律相談所に出てた丸山和也議員を見かけたのですが、意外と背が低いんだなーとか、
研修生で勤めてると、国会議員の人間らしさがら感じられて良いですね、
なんか、国会議員の敷居が下がるというか、みんな普通の人間なんだなーと感じられて。
一人一人の議員の皆さんは、普通の人間で必要以上に気を使う必要ないというか、多分本人たちもそんなの望んでない人が多いんでしょうけど、流儀なのか伝統なのか、
乾杯前の挨拶でもめっちゃヨイショする挨拶して、今日の主役の議員先生も恐縮しっぱなしでした。
役職とかの偉さだけじゃなくて、
もっとあっさりして、人間くささというか、人としての素のいいところを褒めてあげる挨拶でもいいんでないかなーと思って聴いてました。
そういう意味では最後に挨拶してた、90歳の政界OBの方が素の部分を褒め、
2分くらいでおわしてたので、聴き手も飽きることなく聞ける良い挨拶でしたね。
とりあえず、参加しての感想としては、
こういう世界もあるんだなと勉強になりました。
激励会自体は、議員先生の良さが感じられたので、良い会だったのかなと思います!料理も美味しかったし!
まとめ:研修生は色んなハードルを下げることができます。
先日の記事でも書きましたが、国会議員の皆さん、とりあえず今まであった人みんな良い人ですね。
そういうのもわかるし、大学の上司の皆さんが畏れおののく、文科省の局長や課長なんかも、
結構良い人だなとか、いつもニコニコしてるな、とか、そんな怖れる存在じゃないと気付かされます。
立場の違いも大事だけど、もっとみんなフラットに仕事できれば、
みんな気を遣わず、楽に仕事できるんではないですかね。
自分の大学は少なくともそういう場所にしていきたいですね。
文科省と比べるとだいぶフラットですが、まだまだ無用な気遣い文化があるので。
今日は以上です。