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行政実務研修生のお仕事【研修生のミッション】

投稿日:

行政実務研修生日記60

 

新年あけて実家で時間ありますので、時間あるときにどんどん更新していきます。

新年は初売りで嫁さんのお洋服や家電を買いに走っております。

 

普段よりは時間があるので、書き溜めていた記事をどんどん放出していきたいと思います。

 

 

 

行政実務研修生のお仕事【研修生のミッション】

 

 

この半年、文科省内に、自分の所属大学の宮城教育大学をたくさんアピールして

きたことが少しずつ芽を出し始めてきているので、 今日はそのことと、

研修生の在り方について、半年間自分なりにやってきたことの成果を書いていきたいと思います。

 

 

行政実務研修生、研修だけではもったいない

 

行政実務研修生はその名の通り、

文科省行政の実務を通して研修を行う立場の人(下働き)ですが、

 

実務を通して自分のスキルアップを図るだけではもったいないです。

これは事実です。

 

 

というのは、、部署によっては、出張の手続きや会議の設営ばかりで、

文科省ならではの身につくスキルが少ないポジションもあります。

 

 

幸運なことに私は半年間、連絡ライン+それなりに知識が求められる業務を

こなすポジションだったので、人との交渉術や仕事の捌き方といった

汎用的なスキルのほか、大学関係の法律に関する知識もかなり詳しくなったと思います。

 

 

では、文科省ならではのスキルが身につくポジションがどうかに関わらず、

得るものを増やすにはどうしたら良いか。

飛び込む に限ります。

 

上の記事でも書いていますが、文科省には様々なコネクションが集まります。

色んな研修やイベントに参加すれば、

そういったコネクションと自分が繋がるのは割と自然なことです。

 

 

そのつながったコネクションで、自分の大学のPRをするも良し、

自分の趣味や特技を活かせる場に行くのも良し、

普段は会うことの無い人たちがいるイベントに参加するのも良しです。

 

 

私は飛び込みまくったので、上の記事にも書いたようなイベントに参加することもできました。

 

 

芽を出し始めた自大学のPR

 

 

私は研修生として仕事をもちろん日々こなしていますが、

むしろ、大学の出先の営業マンとして働いている時間が最近は増えてきました。

 

 

というのも、私が、文科省の各所で、大学の一推し事業である防災教育について、

推して回っていたら、

 

最近の台風19号や、大川小の最高裁判決といった時事的な出来事もあり、

講演で大学の担当者に話してもらえないか、などと仕事が舞い込むようになりました。

 

 

また、東京で知り合った防災関係の団体ともミーティングの機会ができたりして、

それらの連絡・調整を行う時間が増えました。

 

 

 

行政実務研修生ってみんな大学のPRしてるの?

 

いえ、大概の皆さんは自大学のPRは特にやっていないようです。

知り合った研修生には大体この質問をしますが、

少なくとも私と同じレベルでやっている人はいないです。

 

 

だから私の活動状況を話すと驚かれるというか、研修生の鑑と言われますが、

私は普通と思いますね。

 

 

大学が私の人件費払って文科省で働いてるんだから、大学のことを省内にPRするのは、

雇われる身としては当然です。

 

 

人によっては人事異動の一環でただ来てるだけって人もいるでしょうが、

文科省に働くということで、東京に来たことを通じて多くの人と繋がれたのは

個人的にもありがたいことだし、

 

大学としても、文科省の内部に自大学の仲間がいれば、

外部組織の人間として文科省に会いに行くよりも、手間なく、

文科省内部に情報を打ち込めたり、探ったりできますからね。

 

 

打ち込むとは、文科省用語で情報を入れるとか、耳に入れる的な言葉です。

 

 

このように私が動けるのは、 私が小さい大学で、予算という、割と中枢に近いポジションで働き、

大学の強みと弱み全体を把握できていたから、というのは要因としてとても大きいと思います。

 

 

小さい大学だからこそ、一介の係員であった私でも、大学の歯車ではなく、

エンジンとして働いていたおかげで、経営に携わることができたので、

外にアピールすべきことが把握できていました。

 

 

もしこれが、大規模な大学の部局で、大学全体の姿もよくわからないまま文科省に来ていたら、

今のように大学全体をアピールして回るなんて、不安で出来なかったと思います。

 

 

まとめ: 研修生の役割

 

ということで、行政実務研修生として、文科省で働く際、ただただ組織の歯車となって

働くだけではもったいなさすぎるというか、それではただの経験にしかならず、

成長や今後の自分のビジネスのチャンスにはつながらないと思います。

(大学職員は民間企業の方や経営者など、外部の業界とつながる機会に乏しい職業なので、こういう機会に繋がりを持っておくと何かと刺激になります。)

 

 

行政実務研修生のミッションとしては、

 

1.仕事をキチンとこなす → 研修生
2.大学に文科省の情報をリークする → スパイ
3.文科省、知り合った人に大学のアピールをする → 営業マン

 

私は少なくともこの3つの役割が行政実務研修生はあると思います。

 

そこからさらに、個人の活動としてもいいので、

せっかく来た東京で自分の人脈をあまりフィルターかけずにどんどん多方向に広げていく。

 

これくらいできると、本当に実りの多い1年間になると思います。

 

実際、私は文科省に転任する予定はありませんが、仙台に帰りたいかといわれると実はちょっと微妙で、

 

東京で文科省以外の繋がりを広げまくったおかげで、

今とても多くのチャンスが舞い込んでおり、そういうチャンスの多さ、

東京にいることのメリットを考えると、

もうしばらく東京に住みたいなーという状態になっています。

 

今日は以上です。

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