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研修日記

行政実務研修生のお仕事【醍醐味】

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行政実務研修生日記㉕

 

おつかれさまです。今週も無事に楽しく働き終わりました。

今日に記事では、行政実務研修生が日々の仕事の中で、

”これが醍醐味だよね”ってことについて書いていきます。

 

行政実務研修生のお仕事【醍醐味】

 

どこのHPもそうですが、CMSを使ってHPを更新しているとは思いますが、

文科省も同様です。

 

CMSはContents Management Systemの略で、要はサイト管理ソフトの総称です。

 

これを職員もいじって、各部署の政策や通知等、新着情報を文科省のHPにUPし、発信します。

 

 

まあ、それ自体は大学でもよくあることなんですが、

大学と違うのは、

見ている人の数が圧倒的に大学のそれとは違うということですね。

 

 

国立なら86大学、私立なら600校以上ある大学のHPに対して、

文科省のHPは日本に一つです。

 

そりゃー、見る人の数は桁が違うし、影響力も大きい、役にたつ情報なら、社会への貢献度も大きい。

 

 

自分が文科省のHPにUPしたことが当日か翌日のニュースで報道されることもあります。

国の動きをダイナミックにかんじるってのはこういう部分で感じますね。

 


自分が仕事したから、この会議が開催され、政策が決まり、実施され、国民生活の役に立つ、

多分こういうのが政府のお膝元で働くことの醍醐味なんでしょうね!
良いと思います!

 

 

文科省に残る研修生の醍醐味

 

文科省に残ろうとする研修生はきっとこういうのに魅せられるのでしょう。

 

大学だと、大きな大学ほど、組織の歯車感があって自分の仕事のやりがいを見いだせなくなりがちと聞きますから(東北大学の人より聞きました)。


大学だと、ローカルな範囲、あるいは関わった人にしか知られない自分の仕事が、

文科省で働いて、社会に影響を与える、ニュースになるという事が嬉しくてたまらないのだと思います。

  

 

一方で、小さい大学から研修生で来て、文科省に残ろうとする人もいますね。

 

小さい大学では、職員の人数が少ない分、なんでもやらなければならない一方で、

大学の経営、運営には自分がいないとだめだ(実際はそうでもないけど)という感覚があるので、

歯車感はあまりないんですが、

 
小さい大学だと、特に地方の県庁所在市にない大学であればなおさら、

自分の環境がローカル過ぎて、このまま終わりたくない、と思って文科省に移籍しようとする方もいます。

 

 

ひとのやりがいの感じ方はそれぞれですね。

 

 

私は自分の判断で仕事できる、自由にやれる、組織を操縦することにやりがいを感じますので、小さい組織の職場の方が良いです。

 

民間から転職するときも、その点を重視してというか、自分の特性を理解していたので、小さい大学の採用試験を受けました。

 

お隣の東北大学は、先ほどの通り、歯車になるなと思ったので、最初から受験しませんでしたね。

 

文科省にも平和な日がある

 

さて、日々あわただしく働き、国の動きをダイナミックに感じる文科省ですが、

 

落ち着く日もあります。具体的には国会対応がない日。

 

何がそんなにあわただしくさせ、遅くまで残業しなければならなくなるかというと、ほとんどが国会対応です。

 

一応、2日前に国会答弁の質問を野党議員から各省庁に通告するという紳士協定はありますが、まず守られません。

というか、野党も今は議員数が少なく、一人でいくつもの国会委員会をかけ持っているから、

質問を出す側も切羽詰まっているとのこと(副大臣から教えてもらいました)。

 

そのせいで質問が答弁の前日の夜とかにきて、職員はそこからヨーイドンなので、

そりゃあ、帰りが遅いというか帰れませんよ。

 

 

それにしても、今日はとても落ち着いていました。
こんな日もあるんだなという感じです。

 

 
国会答弁や議員レクがあたらないと平和ですね。
一番忙しい連絡ライン(1日メール300通、電話が鳴り止まない)の職員も、国会が無いと暇ですねーって言ってました。

 

ここで言う、暇とは、やる事がないのではなく、人に追い立てられないで仕事ができる、普通の状態を指します。


それなりにやることはある。

 

国会対応が入ると稲妻が走ったり炎上したりする執務室ですが、国会が無いと、平和な空気が流れますね。

 
皆さん笑顔で仕事してます。
時折談笑が聞こえてきます。

 

こんな感じでずっとやれれば良いのにと思います。

こういう時に、文科省の人も、なんか凄い人達の集まりというわけでなく、普通の人達なんだなと安心します。

 

結論:国会が無いと平和な文科省です。

 

でも入試不正とかスキャンダルが起きると、関係者がバタつくので、そういった事が起きないことを祈りたいですね。

冗談でみんな机に注射器入ってないかとか話してます。

 

次回予告:行政実務研修生、議員や大臣と会えます。

 

次回は行政実務研修生も国会議員や大臣、副大臣と会えるということを書きます。

 

要は大臣も副大臣も議員なんですが、今日私は文科省内のとあるランチイベントに参加し、副大臣と会って一緒にお食事して参りました。

 

そのあと喫煙所でばったり会ってしばらく話してました。

 

国会議員自体って思った以上に、普通に生きてると会う機会がないので結構神秘のベールに包まれてる感じしますけど、

会って話してみると結構良いひとだったり気さくだったりします。

こういう機会なんかもあって、議員というとなんか凄い人達の集まりというわけでなく、普通の人達なんだなと、これまた安心します。

 

そういった普段会えない人に会えるのも、行政実務研修生の醍醐味ですね。

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