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行政実務研修生のお仕事【クソ大学】

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行政実務研修生日記㊻

 

お疲れ様です。本日もよく働きました。

 

 

今回の記事では、仕事を通して、

良好な経営の大学と、クソみたいな経営をしている大学がよくわかるということ

について書いていきます。

 

記事の後半では、入学する学生の希望とは離れた部分、つまり、大学の経営状態や出会う人、

環境などを考慮して、やっぱり有名、人気、できれば上位校の大学の方が、

良い学生生活を得られるのではないか、というところまで踏み込んでいきたいと思います。

 

 

行政実務研修生のお仕事【クソ大学】

 

クソ大学の事例

若干フェイクかけますが、今日はとある学校から電話相談を受けました。

 

質問は2点

 

1.ある試験を、成績に関わらず、気に入った学生には受けさせ、気に入らない学生には受けさせないこおをしたいが、文科省としてそれは問題ないか?

 

2.学科の授業計画を当初の予定を急変させる。決定事項だ。夏休みが明けた学生はいきなりその事実を知ることになるが、それは文科省として問題ないか。

 

 

はい、良いわけないじゃないですか。問題ありまくりです。

 

 

そもそもこんな質問を文科省にしてくる時点でどうかと思いますが、

 

1つ目の質問について、これは法令上、そんなことをいちいち禁止する法律はないわけです。

 

いわゆる、各学校の自治、裁量の範疇ですが、いくら裁量だからといって、

明らかに学生が不利益を被るようなことを、文科省がOKというわけないでしょ。

 

 

いくら直ちに法令違反となるわけでなくとも、こんな明らかな学生の不利益を看過できるわけがない!

 

 

2つ目の質問については、これは法令違反の可能性有りです。

大学設置基準第25条の2に該当の法令があります。

 

大学設置基準(昭和三十一年文部省令第二十八号)

第二十五条の二 大学は、学生に対して、授業の方法及び内容並びに一年間の授業の計画をあらかじめ明示するものとする。

2 大学は、学修の成果に係る評価及び卒業の認定に当たつては、客観性及び厳格性を確保するため、学生に対してその基準をあらかじめ明示するとともに、当該基準にしたがつて適切に行うものとする。

 

 

大学は、学生にあらかじめ年間の授業計画、評価基準を明示しなければいけませんが、


話を聞いている限り、夏休み明けた学生にいきなりその事実を突きつけると。

 

アホかと。あらかじめ明示してないじゃん。法令違反の可能性有りです。

 

 

良い歳こいたオッサン何言ってんの、しかも学生の不利益になることわかってんじゃんと。

 

 

組織の決定で逆らえなくて自分も困ってるそうだが、だったら相談は、

これでも問題ないかではなく、どうしたら解決できるかの相談でしょって話ですよ。

 

この件は、先方が引き取りもう一度、学内で検討するということになりました。

法令違反の可能性有りというのが効いたみたいです。

 

 

 

良い大学の事例

そんなクソ大学がある一方で、素晴らしい教育内容を学生ファーストで

行なっている大学もたくさんあります。

 

 

具体で書くとどこの大学かわかるので、詳細は割愛しますが、

どこの大学も共通しているのは、名の通った偏差値高い有名大学であるということ。

 

 

これは、順序が逆ですよね。

 

 

有名だから、良い大学なのではなく、良い教育をしているから、

学生が集まる名の通った大学になる。

 

 

よく受験生は有名大学を志望する人が多いですが、

志望理由は置いておき、結論としては正しい判断です。

 

 

良い教育をしているから有名になり、その名に恥じない大学でい続けられるよう、

教育研究のブラッシュアップを不断で行う。

 

 

誤解を恐れずに言えば、一方で名の通らない、あるいは偏差値の低い不人気大学

(偏差値が高くなくても良い大学がたくさんあるのはよく知っています。)は、

 

最初に書いたようなことをしだすし、某●京●祉大学のように外国人労働者の

ブローカーみたいなことをしだすわけです。

 

 

何故か。

 

 

理由は大学によって様々ですが、多くあるのは、

 

小さい学校法人ゆえに、創業者、理事長らの権力が強すぎて誰も逆らえない。

つまり、自らの組織のコントロール、自制機能が無い。

 

 

資金難ゆえに、金儲けができる施策を行う。もちろん学生のことなんか1ミリも考慮しない。

 

 

大きくはこの2つです。

 

 

そのほか、日常の業務でいろんなクソ経営事案に出会いますが、

それらに共通しているのは、不人気大学であるということが多いです。

 

 

では、そんな大学を駆逐するためには。

 

我々は正しい大学に入りましょう。正しい大学とは?

 

有名大学です。

偏差値は高くなくても、私学なら有名大学、あるいは国立大学、公立大学。

 

 

国公立はちゃんと組織とガバナンス、あとお金もまだ国からのお金でなんとかやってるのと、

そもそも、金儲けしようという発想の人があまりいないので、

安定した教育を提供しています。

 

一部大学は古臭い教学体制のままだったりもしますけど。

 

 

クソ経営の大学にお金を落とさず、正しい経営をする大学に入り、学び、成長することが、

学生にとっても、クソ経営大学を駆逐するためにもメリットのあることです。

 

 

まとめ 不人気大学には不人気の理由があります。頑張って勉強して有名大学、出来れば上位校に入れるよう、子供の教育には力を入れるべき。

 

そもそも大学に行く必要はあるのか、という議論もあるかと思いますが、
とりあえずそれは置いときます。

ちなみにそれに対する私の考えは、子供のやりたい事優先、必ずしも大学に行く必要は無い、

なんならいつでも行ける、です。

 

 

ただ、大学に入ると決めたなら、やはり有名、人気、上位校がベターでしょう。

 

学生生活を左右する外的要因である出会う人、学ぶ環境ざ優れており、大学の経営方針、

それらは有名、人気、上位校の方が適切に行われていることが多いです。

 

 

財務諸表見たってそうです。数字で証明されています。(私は元財務課職員)

 

 

話が落ちませんが、今日は以上です。

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