行政実務研修生日記62
インドから帰国しました。
実は、1/16-23でお休みをいただき、インドへいってきました。
なぜインドかというと、
シェアハウスで仲良くさせてもらってる俳優 兼 経営者のSADAさんが主演する映画が、
48国の国際映画祭にノミネートされており、
今回もインド ジャイプール国際映画祭にノミネートされておりますので、
その通訳としてお誘い頂き、同行してきました。
滞在中は非常に濃い時間を過ごしてきたので、
中々わかりやすくまとめるのは難しいところもありますが、
大括りでまとめると、この記事で書きたいことは以下の3点になるかと思います。
行政実務研修生のお仕事【インド】
1.大学に勤めているだけでは絶対に体験することのなかった経験
2.チャンスはやっぱり東京が多い。人とのつながりがチャンスを呼ぶ。
3.インド大好きになりました
では一つずつ深掘りして書いていきます。
1.大学に勤めているだけでは絶対に体験することのなかった経験
まず、SADAさんという俳優さんは、以前の記事でも書いていますが、
主に俳優業としては海外をマーケットに活動しており、
日本ではプロデュース業やコンサル業などを主に行っています。
東京にいることはあまりないけど、拠点としては必要なため、
経費節約のため、シェアハウスに住んでいます。
出会ってから割とすぐ仲良くなり、非常に人格者であり、GIVE精神に満ち溢れた方です。
今は一緒にYouTubeをやったり、映画撮影をしていて、
その中で、今度インドの映画祭行くから一緒にレッドカーペット歩こうよ、
ついでに通訳もしてよ、
ってお誘いいただき、海外の国際映画祭でレッドカーペット歩くとか、
受賞俳優の通訳をするなんてことは、一生のうちに何度もある事ではない、
と思い、文科省の所属部署よ皆様には申し訳ないですが、
思い切って休みを取って行ってまいりました。
さて、肝心のインドのジャイプールという街で開催された、
ジャイプール国際映画祭ですが、毎日本当に内容の濃い毎日でした。
各種インタビュー、セッションへの参加、ゲリラ的に発生する
今後の制作映画の情報交換(アベンジャーズやインディージョーンズの新作の話も出た)
映画祭でその場で出演依頼を受けた、ショートムービーの撮影、各種セレモニーなど、
こんなにもたくさんのスケジュールをこなしながら過ごすとは思わず
(だいたい予定外(笑))、短くも非常に濃い滞在となりました。
映画祭に出勤して、インタビューやセッションをこなし、打ち合わせをして、
ディナーで交流を深め、映画の撮影もした。
私はその全てで通訳をしており、
今回は、もはや仕事でしたね。 決して観光ではないね\(^o^)/
SADAさんを表現するためのキーワードとしては、
"ぶち抜く"
というフレーズがあり、
会場の衣装としては、我々日本チームが群を抜いて目立つ、というか、
スター感がとても分かりやすい格好をしておりました。
そのため、日本の俳優で、きっとめちゃくちゃすごい人なんだろう、
というインドの皆さんがたくさん押し寄せ、
会場で一番写真ぜめに合っていたのは我々でしたね。
取材やインタビューもたくさんうけ、オープニングセレモニーの翌日には、
インドの新聞の一面に、SADAさんと同行のジョルジュ(この子はデザイナー)がツーショットで載っていました。
私の方が通訳として横にいる時間長かったんですが、ちょうど少し離れたところの写真が使われたようですね。
ジョルジュ、モッてる男です。
私は間が悪い男です。いや、絶妙なタイミングを計れるということにしましょう。
その後も新聞やwebニュースにも我々の姿が掲載され、おそらくメディア露出も一番多かったのではないでしょうか。
たくさんの繋がりが生まれ、次回の映画祭の招待、別の映画祭への招待もいただき、
インドが大好きになったこともあり、
今後の自分の生き方を変える旅になったことは間違いありません。
映像クリエイターで稼げるようになったら、インドに住むのもありだなと割と本気で思っています。
2.東京はチャンスが多い。人とのつながりがチャンスを呼ぶ。(行政実務研修生には等しくチャンスあり)
行政実務研修生として、東京に住むにあたり、私がシェアハウスを選んだのは、
家賃がアパートより安いのもそうですが、
なにより、シェアハウスに住むことで何か面白い繋がりやチャンスがあるのではないか、
と思ったのが最大の理由です。
その読みはビックリするくらい当たりました。当たりすぎて突き抜けたくらいです。
シェアハウス繋がりで起こった出来事を一例で挙げると、
ある有名な某女優さんと飲み会
また別な女優さんに舞台に招待される
作曲講師と出会う(シェアハウスのリビングでよく作業している)
Googleの社員さんでポケモンGOの、サーバー設計者と会う
SADAさん繋がりで芸能関係者の知り合い増える
シェアハウスの5人でYouTuberを始める
インドに国際映画祭の通訳で行く
その他、自分で切り開いた関係や出来事としては、
日本の宝物グランプリの審査員になる
そこで知り合った世界的に活躍するマジシャン(同い年)と仲良くなる。
そのマジシャンと一緒に飲みに行ったマジックバーでセロと会う。
大学のサークルのOBOG飲み会なるもので、在学が被っていない学年の後輩たちと多く繋がる
など、仙台にいては絶対に起こらないことであったろうことがたくさんありました。
特にインドはね笑
シェアハウスはそういう意味で私はおすすめだと思います。
シェアハウスに住まなくとも、
文科省自体がいろんなセミナーで外部の注目の人を呼んだりしているし、
そもそも東京なので、いろんなイベントやサークルがあるので、
積極的に参加してみるといいと思います。
大事なのはそういう場に行って自分からまわりの人や講師などに話しかけに行くこと。
コミュ障の方もご安心下さい。
何らかの目的や意識を高めに持つ人たちの場でしょうから、
大体のヒトがあなたをむげに扱うことはないし、
うまく話せなくても、相手はあなたを覚えていません。
周りに話が上手い人がいるので、みんなそっち向きます。
失敗はOK、
しかも周りに話の上手い人がいるので、ニコニコしてその場にいるだけで話にまざれます。
喋れなくても、ニコニコしていれば、心理学的に人はその人を味方だと思うので、
自ずと雰囲気が良くなったり、そして、話を振ってくれます。
”会話が途切れない話し方”という本にも書いてあるので、
話が得意な人も苦手な人も読んでみるといいと思います。
3.インド大好きになりました
さて、私、もうインドに住みたいです。
魂を、インドに置いてきてしまいました。
程よい発展。安い物価。美しい街並み。一方でゴチャっとした街並みと雑踏もいい。
優しい国民性。緩い国民性(笑)
特には滞在していたジャイプールという街を気に入ったわけですが、
インドを皮切りに、日本と海外を数ヶ月単位で行き来出来る生活ができたらいいなと、
割と真剣に考えるようになりましたね。
そのためにすべきことは、普通のサラリーマンでは出来ないことなので、
そのうちフリーランスになるかもしれませんね。
やる事業としては映像制作とそれのプロモーションの場の提供などなど。
自分で稼げるなら、大学を辞めずとも、休職して海外生活をしばらく楽しむのも
ありかも知れませんね。
色々今探っているところです。
そのためには、事業を起こしているコミュニティに入るとか、
とにかく環境を変えるところから始めています。
最近、いろんなところに顔を出しているので、結構自分の可能性の広がりを感じているところです。
また今度、別記事で、成長のための環境の重要性についても書きたいと思います。
さて、話がそれましたが、
インドでは今後のお仕事にもつながるかも知れない貴重な出会いがありました。
インドでは有名なジュエラーのAshok です。
彼は、王族とも取引があり、ハリウッドの俳優はじめ、世界中の著名人と繋がりがある人です。
お家も20部屋あるという豪邸とのこと、彼自身も成功者の1人です。
彼との会食では個人的な人生史に残るbeautifulな景観を見ることができ、
これは次誰かとインド行くときは絶対に連れて行きたいし、
ジュエラーのAshokもぜひ紹介したいですね。
彼自身も、日本に来てみたいし、一緒に仕事をしたいと、お互いにwin-winな関係を築けそうです。
まとめ 貴重な経験はキャリアに箔をつける
今回インドに行ったことは、私の周りでもジワジワと広まっているようですが、
国際映画祭で、受賞俳優の通訳をした、といのは、中々のパワーワードのようで、
自分が、思ったよりも大きな反響をいただいております。
中々人が経験することのないことですから、
今後、自分のことを紹介するとき、こういった一つ一つの訴求力のある経験が、
会うのが初めての相手とはなすときなどに、 イニシアチブを発揮して、
優位な交渉を進められるかも知れません。
(決してマウントを取るとかではなく、ある程度できる奴、とら思われた方が得、という意味で。)
まあ、行政実務研修生として文科省に勤めたというだけで
だいぶ箔はつくと思うのですが、それすらも私はぶち抜いています。
やっぱり、飛び込みですね。
仕事だなんだとか言わず、本当に自分がやりたいものに目を向けて飛び込めば、
そして飛び込んだ先でフルパワーで頑張ればなんとかなるし、
振り返ればすごく良い経験だったなと思えると思います。
インド滞在中は、ずーっと英語を訳して伝えなければならないため、
頭への負荷が大きく、結構いっぱいいっぱいでしたが、そこで折れずに、
頑張ってやり通して良かったとおもいます。
そして、良い経験だったなと終わらず、そこから何かを得る必要はあります。
私の場合はインドに住む、という目標を得て帰ってきました。
そのためにすべきことも真剣に考え始めました。
こういう脳の働きになったときの、情報の集まり方の違いについても、
また別記事で詳しく書きたいと思います。
長くなりましたが、今回はこの辺で。