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研修日記

行政実務研修生のお仕事【お盆】

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行政実務研修生の日記㊾

お盆も元気に出勤しました。

 

ご存知の方も多いと思いますが、文科省はお役所なのでお盆も営業しております。

 

 

大学の場合は年休や特別休暇などでお休みを取っているかと思いますが、

その点は文科省と大学で違うところです。

 

 

一応、研修生の雇用主は大学なので、大学の勤務カレンダーに沿って働くことになります。

なので、半分くらいの研修生は休みを取っていますね!

 

 

特に地方から来ている人は地元に帰るチャンスなので、

そこは文科省側もちゃんと配慮してくれているようです。

 

 

私は?

 

 

えー、家族が東京にきているので、こうして元気に出勤しております
(良いのか悪いのか、、、)

 

 

それに、お盆といえど、業務が落ち着いているかと言えばそうでもないので、

5日も休むとメールが500通以上はたまるでしょうし。

 

 

まあ、研修生のお盆の休暇事情としては、出なければいけないということはなくて、


選択できます。休んでる方も半分くらいはいますので。

 

 

行政実務研修生から見た、お盆の文科省の様子

お盆と言えど、文科省は8/31の財務省への概算要求の提出に向けて、

予算ラインは結構忙しいです。

 

 

予算ラインとは?

 

 

全ての課ではありませんが、各課にいる、予算、補助金、事業費などを

取りまとめる係がいます。

 

 

私は連絡ラインですが、この予算に関することに関しては、そんなにタッチしないですね。

 

 

予算ラインが課内を取りまとめて、窓口となり実行部隊となり活躍します。

 

予算ラインは普段は連絡ラインともあまり関わりのない係なので、

頻繁に仕事を一緒にすることになったのは先月くらいからです。

 

 

ちなみに、その他、庶務ラインというのもあります。

 

庶務ラインというのは、出張手続きや交通費精算、課の予算の管理、職員IDの手続き、

 

各種ロジ(文科省ではコアとなる業務の付帯業務の事をまとめてロジと言います。例えば、会議がコアであれば、それの移動の手配など)

をやってくれます。

 

各課の総務と経理的な仕事ですね。

庶務ラインは本務があまり忙しくない係が担うことが多いようです。

 

 

まあ、

課の中で1番大変と言われるのは、年中仕事が往来する連絡ラインなんですがね。

 

 

よく大変だねと言われますが、私は良いところにいると思っていて、

たしかに仕事量は多いけども、情報が集まってくるので、

文科省へのスパイとしてはうってつけです。

 

 

話が逸れましたが、8月の文科省は概算要求がメインで動いています。

各課の予算ラインの繁忙期ですね。

各種照会の締切も短いのばかりで、次の日締切とかザラです。

 

 

大変そーだなーと眺めてます。一応メールは入ってくるので、

たまに連絡ラインが動く時もあります。

 

このデマケはなんですかね?

 

 

デマケとは?

デマケってのは中央省庁用語で、仕事の棲み分け、分担的な意味です。

ロジと同じく、文脈で意味合いが変化します。

 

 

行政実務研修生、はじめての文科の夏

行政実務研修生としての勤務は基本一年なので、全てが初めてのため、

何がなんだかわからない、

 

わかったつもりでいても、あとからふり返ると、やっぱりわかってなかったなと

思うことが多くあり、恥ずかしくなってくるし、

  

逆に知恵がついたゆえに、それ以前の理解が浅かった部分が落とし穴になり、

前より精度の悪い仕事をしてしまうこともあります。

  

 

4月は国会真っ盛りで、その中に研修生は着任してぶっこまれるわけですので、

周りについていくのが精一杯、

 

 

というか、ついて行ってるつもりでも実際はさわりをなぞってるだけで、

完全な理解はしていない。

 

 

同じ組織での違う仕事ならバックグラウンドや自分の立ち位置がわかるから、

理解できるかもしれないけど、

 

全く違う組織、役所と教育機関と、役割も違う組織なので、

初めての組織での初めて仕事を理解することは相当難しい。

 

 

だから、理解できなくとも良いんです。

 

本質的なところは、先輩職員が係長以上らがちゃんとやってくれていますので、

研修生は、積極的に覚えにいく姿勢を保ちながら、

やれる範囲で覚えたり能力をあげていけば良い。

 

 

これは甘えではなく事実なので、研修生に行こうか迷ってる人は、

大変でしょうが気負わなくていいです。

 

 

ある意味気楽です。責任感は必要ですが、責任を負う必要はありません。

 

行政実務研修生が自分の能力を効率よく上げていくには


 

教育心理学のワードで、

 

ピグマリオン効果

 

というものがあります。

 

 

これは、人は周囲からの期待が寄せられると、その期待に応えたい、

応えたいがゆえに、帳尻を合わせようと自分の能力にブーストがかかり、

やがてそれが定着していく、というものです。

 

 

右も左もわからない環境では、自分の努力だけで、

自分なりに頑張ってみても成長スピードは結構遅く感じます。

 

 

ていうか、自分はもっとできるはずなのに!

 

という、自分の期待に応えられない現象が起きます。

 

 

だから、周りに期待してもらいましょう。

 

自分に求められる役割、具体の業務内容、それによって周りはどういうメリットが生まれるか、

 

なんでもいいので、自分が頑張ると周りからどう感謝されるか、

役に立つのか、を上司などから引き出しましょう。

 

 

待っていてもそんならありがたい事を言ってくれる人は、忙しいからほぼいないので、

自分から聞いてみてください。

 

 

自分の役割について。

 

 

まとめ 4カ月経ちました、前期の係もあと2カ月

私は4月の時に、自分の役割について、線引きしたので、自分が頑張ることで、

役に立つことを整理しました。

 

 

逆に、自分が手を出してもしょうがないことを整理したとも言えます。

 

 

これは、自分の守備範囲をある程度明確にする作業ですので、

そこの範囲にある仕事を終えたら、自分の役割はその日は終えたことになります。

 

 

つまり、周りが残っていようが、自信を持って帰って良いということです。

 

 

文科省は基本的にみなさん遅くまでやっているので、一年中それに付き合っていると、

こちらの身が持ちません。

 

 

同調圧力の高い日本では、文科省も例外ではなく、周りが残ってるから帰りづらい

ということがままありますが、


自分の役割を終えたらサッサと帰る。

 

 

自分の役割を整理することは、そのためにも必要な作業になります。

 

 

是非文科省に行って、いずれのライン、係に行っても、

定時に帰るように毎日のスケジュールを考えて取り組んで欲しいと思います。

 

 

今日は以上です。

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