行政実務研修生日記㊲
今日は所属する大学の先生が文科省での用務のついでに、私のデスクまで寄ってくれました。
夜は久し振りに飲んで色々語り合いました。
今回の記事では、これまでの記事で意識していた、"事実"ではなく、
私の気持ちを前面に出して書いて行こうと思います。
今回は短編でサクッと書いていきます。
行政実務研修生のお仕事【違和感は大事に】
行政実務研修生のメリットを、このブログではたくさん発信していますが、
これまで書いていなかったメリットの1つは、
大学を、外から見ることができるということ。
まして、新卒から大学に就職した人は、大学の空気感、流儀が基準になってしまうので、
それが世の中的には決して普通ではないことに気づかされます。
行政実務研修生として、文科省に勤めると、否応無く、
大学との違いを感じることになります。
スピード感や仕事の質、テンポ、仕事の与える影響のスケールの違いなど。
しかし、その文科省に勤めているリアルタイムの時に大学の様子を聞くと、
本当に吐き気を催すほどのぬるさを感じることになります。
教授会に7時間かかったとか、
執行部から外された教員が大学の悪口を吹聴して回ってるとか、
くだらない事もたくさん聞きます。
文科省はスケールの大きいことを、ものすごい勢いで処理していきます。
大学のようにチマチマしたことを長い時間かけません。
今日一緒に飲んだ先生も、中央省庁の経験がある人なので、
そういう大学のぬるさに大変問題意識を持っています。
大学に戻ってからも、文科省にいる時に聞いた、
この大学に対する違和感を忘れないようにしたいと思います。
まとめ:行政実務研修生にで文科省にいる間、定期的に大学の人と会った方が良いです
文科省にいると、大学への、ぬるさを味わった後、文科省の激務の中に戻るので、
大学への違和感を、違和感のまま感じつづけられるでしょうが、
大学に戻ったあとに大学のぬるさに気づいても、文科省は仕事早かったなあと、
思い出にしかならないです。
文科省にいる時に強く感じたこの違和感を大学に持ち帰り、
大学を適正な仕事ぶりの組織にできるようにしたいと思います。
一方で、文科省に対する違和感も、行政実務研修生は感じることが時々あります。
上司、議員への必要以上の気遣い、プライベートを無視した働き方、など。
こういった逆方向の違和感も、環境に慣れず、おかしいことはおかしいと思い続けた方がいい。
決して、文科省の働き方も普通の働き方ではない。
では普通とは?となるが、これは人によりけりだから何とも言えないが、
私は、せめて、家族が起きている時間に帰るのが、仕事人としてだけでなく、
父として、母として、あるいは息子、娘としての務めなのではないかと思う。
今夜は飲んだあとの更新なのでサクッとこの辺で。