行政実務研修生日記㊱
こんばんは、7月になり、今の係に在籍するのも残り3か月となりました。
行政実務研修生は多くの人が半年で異動になるので、私は10月で異動になります。
今日は7月1日ということで、文科省職員の人事異動の日でしたので、
今回の記事では文科省の人事異動に関連したこと、
そこから派生して、働き方の姿勢について書いていきます。
行政実務研修生のお仕事【人事異動】
基本、私がいま配置している連絡ラインの業務は広く浅く、
というポジションなので、3ヶ月勤めて思うことは、広く、はだいたいわかった。
でも知識の深さが足りない!
1ミリくらいしか深さがない! ってところです。
とはいえ、言ってしまえば、文科省で狭く深く、というより、大学に戻る前提なら、
浅くても広く色んな人と繋がっておいた方がいいということは個人的には
こちらの方が良いと思っています。
その方が、後々その繋がりが大学の業務で、誰に何を聞けばいいかわかるから
活かせそう、と思うわけです。
もちろん、深く知って、その分野の専門家級までなれたら、
それはそれで大学でその分野に携わった時に活かせるとは思います。
残りの3ヶ月、私にとってはどこまで知識を深められるか、
ここにテーマがあると思っています。
行政実務研修生、文科省職員のポテンシャルの高さに脱帽
さて、研修生の異動は大半が4月と10月ですが、
7月は文科省職員の異動の季節でもあります。
私のところでも異動があり、1名増! 大変ありがたい!
文科省人事って、結構エグくて、7月は異動者は多くはないのですが、
4月はガラッと変わります。
係全員が変わるところも珍しくありません。
大学では係全員が変わるなんて滅多に無いことだと思いますが、ここは文科省の凄いところ。
しかし、全員変わっても、平気でみんな普通に仕事しているのもまた、文科省の凄いところ。
みんな前からそこにいたのではないかというくらい。
それだけ優秀な人材を、たくさん抱えてるわけです文科省は。
実は今日は新しく来た方の歓迎会で、その時の話題になりましたが、
中央省庁の方はみんな仕事バリバリできる人が多いよね、という話。
いや、民間では多分普通のことなんだけど、大学では半分いればいいくらいじゃないですか?バリバリできる人って。
基本皆さん人格者ですし(全員ではないが)、仕事も初めての係だって普通にできる。
これは凄いことよ。見習う箇所がいくつもある。
大学の仕事しない連中と変えてくれよ。そして奴らを文科省で引き取って更生させてくれ笑
見習うべきは新しく来た人の姿勢
人事異動で新しく来た人の仕事ぶりは、見習うところがたくさんあります。
私の大学にいた時の上司で、1人紹介したい方がいます。
その人は概算要求の作業の真っ只中に異動してこられ、在籍していた係(2人だけ)の戦力が
自分だけになった私は、大変申し訳ないが、上司に構うこともできなかったし、
期待することもできなかった。
でも、その人は、わからないながらも、自分のできることを全部やってくれた。
徐々に任せられる事も増えた。
その結果、私は概算要求のコアワークに集中でき、無事に文科省に採択される事が出来た。
この姿勢は、私が文科省に勤め始める時のモデルとしている。もちろん今もだ。
この上司のように、非効率でもなんでもいいから、
できることをできる範囲ギリギリまで攻めて一生懸命やる。
これこそが周りの信用を勝ち得ることに繋がる。
実際、私も新しく来た上司が、(大変言葉は悪いが)
わからない故に非効率に仕事をしているのを目の前で見ていたが、
こちらもいちいち構ってられなかったので、任せることにした。
非効率でも、確実に進んではいるし、何よりその作業が当人の知識や糧に
なるので任せられた。
怠けているよりは、そういう人に仕事を任せたいと思うのは真実だと思う。
まとめ:異動のタイミングこそ、新しく来たその人の働きぶりに目を向けてみよう
全員がバリバリやる人ではないのかも知れないが、
文科省の中において、新しい出会いで繋がりを広げつつ、学べる事を吸収していく。
そういう機会が多いのも、行政実務研修生で働くことのメリットの1つです。
今日は以上です。