行政実務研修生日記㉘
文科省で働いていると偶然の再開なんてことがたまにあります。
先日、大学で財務やっていた時に、文科省から説明にいらして名刺交換した方と、省内の仕事で一緒になり、覚えて下さっていました。
やっぱりこの業界は広いようで狭い。文科省を挟むとなおさら。
今日はそんな経験も踏まえ、研修生としての人間関係の築き方、その人脈の活かし方について書いていきます。
行政実務研修生のお仕事【役立つ存在へ】
文科省の人は全国練り歩いて仕事します。出張だったり出向だったり転任だったり。そこで出会った文科省職員と、省内で再開するのはよくあることですね。
研修生は、他の研修生だけでなく、文科省職員ともぜひとも仲良くなっておいた方がいい。仲は良くならなくとも、一目置いてもらっておいて損はないです。
多分、多くの人がそうだと思うんですが、人って仲良くなった人からの依頼は間違いなく正確に、そして、早急に処理したくなるものではないですか?
そういう仕事をしてる時って人は楽しいし、
喜ばれるのがわかるから。
今ある関係にほころびを生じさせたくないし。
それに、研修生が終わって大学に戻ってからも、どこかで、いつか、関わりがある可能性が高い。
だから、自分の周りの人だけでなく、なるべく多くの職員と仲良くなっておく。
そして、仲良くなるだけに留まらず、仲良くなった人からの信頼はなるべく多く勝ち取っておくべきです。
ではどうするか、
地道にコツコツと実績を積むしかないですね。
見方を変えれば、研修としてとりあえず一緒に仕事をするのは1年だけなので、今年だけ、今年だけは、仲良くなった人からの仕事を、
信用第一に仕事を優先的に対応する、
これだけでいけます。
知り合いからの仕事というだけで、意識が変わって頭がシャープになりますから、そういう時に実績を積んでいきましょう。
ちなみに、信頼を得る機会は仕事だけではなく、文科省はけっこう飲み会多いので、その幹事なんかを進んで引き受けるとありがたがられますね。
つまり、信頼を得るとは、ありがたい存在になること。
この人いると助かる、と思ってもらえれば、
そう思ってくれた人の中では、次に一緒になるまでその印象ですから、
大学に戻ってから、何か文科省から情報取ろうとした時も、他の大学の動向を探ろうとした時も、
世話になった人からの連絡、依頼だから、と優先的に取り掛かってくれるかもしれませんね。
むしろ、それくらいでないと、文科省は業務量がハンパじゃないので、どんどん後回しで、最悪、対応不可と言われる可能性もあります。
実際、私も締切順に対応せざるを得ません。
大学から送り込まれているスパイですので、大学からの連絡はなるべく早めに対応しますが、
どうしても締切の無い仕事は、1日の最後とかになってしまう。
ギブできる人は強くなる。神ループが回り始める。
もっと抽象化して言えば、まずは自分を使ってもらう、そしたら、そのお返しで色々助けになってくれるかもよ、ということですね。
ギブ出来る人は、この業界では情報、仕事の通りやすさという面で強者になれるでしょうね。
他の人が持っていない、最先端の的確な情報を駆使して企画などを考えられれば、どこに行っても周りより頭一つ抜けられますよね。
どこの世界でもそうですが、情報網を持つ人は強い。
強いってどういうことかというと、周りから情報、信用が寄せられるほど、能力と愛嬌と頭脳があるということですからね。本人が意識しているかどうかは別だとしても。
そして、その最先端情報を、その時々の周囲の皆さんにギブする、
そこでもありがたがられる、ここで神ループが回り始めます。
ちょっと抽象的になりすぎてきた感じもしますが、単純に言えば、
周りと仲良い人方が、楽しいじゃないですか!!!
まとめ:やっぱり徹底的にギブです!
ギブして、ありがたいと思われる、ここぞという時にテイクする
それをまたギブする。
信用が高まる。役立つ存在であり続けることができますね。
仕事の選択肢が増えます。
偉そうに書いてて私もまだまだなんですが、
体現できるように頑張りますよ!
今日は以上です。