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研修日記

国とのやりとりだけが文科省じゃない【文科省は個人を救えます】

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こんにちわ、今日も働きました。

連日あわただしい役所ですが、今日は私が担当している仕事を少し紹介したいと思います。

 

行政実務研修生のお仕事(私の場合)

私は文科省のとある課の筆頭係で連絡ライン※の業務をしつつ、本務に取り組んでいます。だいたい、その連絡係の仕事と、本務の割合は7:3くらいで、もはや連絡係の仕事が大半です。

※連絡ラインとは、各課の情報集約、他課からの照会、問い合わせの窓口です。そのため集まってくる情報量がハンパないです。
上のイラストで言うと幹の部分が私の係です。

 

連絡係の仕事は淡々とやるものが多く、この仕事のおかげで色んな情報に触れることが出来るのは私にとっては大学へのスパイ業務を行ううえで大変助かります。

 

一方の本務に関しては、詳細は明かしませんが、日本全国の学校から個人まで様々な相談が電話やメールで寄せられ、それに回答していきます。

こちらの方は、連絡係の仕事とは対照的に結構情熱というか、人情やパッションみなぎります。

今日はそっちの仕事で先日あった小さな成功体験を少し詳しくかき、そのやりがいなどについて書いていきます。

 

中央省庁は世界だけではない!個人も結構救える!

先日、ある一人の人生を助けました。

個人のことですから詳しくは書けませんが、
とある学校への入学に関する問い合わせで、
その人は希望する学校から、受験資格が無いと言われたそうです。

でも、詳しく状況を聞いて確認すると、ルール上はOK、資格ありという状態でした。
現行制度の前の最終学歴だったというだけ。

その事を進学希望先の学校に伝え、無事受験へ向けた流れを生み出す事が出来ました。

受験とか、学校への入学というのは、その人の人生の一部だけでなく、その先のある程度の方向性がかかっているわけで、曖昧な回答や、学校側の確認不足で受験資格そのものを奪ってしまっては、その人の数年が無駄になる可能性があります。

 

このことは小さな成功体験の一つとして、心に留め、これからも人の役に立つよう仕事していこうと思います。

 

行政実務研修生のやりがいは自分で見つける!

おそらく今大学職員で働いている方は、狭き門をくぐった方々でしょうから、自分の仕事に誇りを持ったり、やりがいを感じている方も多いのではないでしょうか。

私は財務で大学の経営をしている、という業務にやりがいを感じていました。

 

そんな大学と文科省は働く環境が全然違います。学生もいなければ、地域の企業やコミュニティとの付き合いも薄め。文科省の研修生になったからといって、文科省が面白い仕事を用意するわけではありません。

やりがいは自分で見いださなければなりません。

 

私の働きがいの感じ方の大きな要素の一つとして、目の前の人が喜ぶ、ということに事にあります。

実は民間企業から大学職員に転職したのも、ポジティブな理由としては、この思いがあったからです。
(同時にネガティブな理由もありますが)

自分の働きで、目の前の人が喜ぶのを直接感じる、これは私にとって最高のご馳走ですね!
みんな多かれ少なかれそうだと思いますが、
私はこの感じ方が人より大きいと思います。

理由は、私は幼少期、特に小学生の頃だが、恐らく家族以外を喜ばせた事がないから。
スポ少でバスケを、やっていたんだけど、もう下手くそで、飛んで来たボールを避けてしまうくらい笑

試合中も、俺にボールが渡ると保護者のため息が漏れる。
強烈でしょ、保護者からのため息って。

そんな感じで誰にも期待されない幼少期でしたから、大人になって、期待されたり、成果を出したり、それで目の前の人が喜ぶのを見ると本当に嬉しいですね。

 

行政実務研修生のやりがい→周りの人だけでなく、全国の人の役に立てる

 

人の役に立つと嬉しくないという方はあまりいないと思いますので言いますと、文科省で研修生として働くことの良さは、デスクにいながら、日本全国だけでなく、海外からの問い合わせもあるので、大げさに言えば世界中の役に立てます。

 

繰り返しですが、私の場合は直に個人から問い合わせが来るので、その人の人生設計に貢献しているなと肌身でわかります。

これ、結構燃えますよ。全力で取り組もうと思いますから。むしろこれだけ専門でやっていたいくらい(笑)

 

というわけで本日はこの辺で。やりがいは他にもあるのでまたご紹介します。

文科省、働き方に共感はできませんが、働き甲斐はある職場です。

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