GWが終わりますね。
夢の10連休も残すところ数時間。
文科省はキチンと休日は休めるところなのでしょうか?今回は、文科省の休日の実態を書いてみます。
文科省は休日はちゃんと休める?
長期休暇にかかわらず、こういった疑問を持つ方はいらっしゃると思います。 回答として、文科省、休日は基本的には休めるようです(なんか至極当然なこと書いてますが)
基本的に土日にまでメールがわんさか来てる、、、という絶望的な月曜を味わってないので、イレギュラーな事態がなければ基本的には土日は休めます。
しかし、長期休暇となると少し事情が違うようですね。
本日5/6 翌日の記者会見にむけた準備のメールが10通くらい飛んできています。働いている皆様、本当にお疲れ様です。この休日対応分の手当、残業代とかで出して欲しいですよね。。。
休日出勤(業務対応)の手当って出るの?
文科省職員は国家公務員ですので、労基法の適用外の職種です。なので、いくら休日働いても、さらに、平日いくら遅くまで働いても、基本的には働いた時間分きちっと手当が出ることは無いです。
100時間残業しようが、文科省の予算の範囲でしか残業代はつかないので、民間と同じ土俵に並べると、言葉を選ばずに表現すれば、ブラックということになります。
基本的に文科省のみなさんオーバーワークなので、残業代<<<働いた時間であることが大半のようです。
私のような研修生は、給料は大学持ち、かつ所属自体は大学に残したまま、”働く場所が文科省なだけ”ですので、労基法が適用されますし、基本的には働いた分、残業代が支払わなければ、大学は違法な雇用をしているということになります。
研修生の中には、文科省プロパー職員並みに頑張る一方、大学の三六協定に引っかかるので、残業時間を過少に申告している方もいます。それ自体は私に関係ないことなので、ご自由にどうぞ、なんですが、もしそれが明るみにでてしまうと、大学が罰せられてしまいます。
なので、これから研修生として文科省に行くという人は、あくまで雇用主は大学なんだ、ということを意識して働き方を調整したほうがいいと思います。
ちなみに、私の研修生としての心構えというか、軸は以下の3点です。
- 雇用主はあくまで大学。なので、大学のために自分のスキルアップを図るのが最優先。それにつながる業務をなるべく引き受ける。
- 大学への情報提供を週2~3回は欠かさず行う。文科省で働いているのに自分の給料を出している大学に貢献する。
- 無理しない。無理して倒れたら、大学にも文科省にも迷惑かけるし、我が家の妻と子供の生活が揺らぐ(うちの収入源は私の給料のみです)。
1点目について、例えば、国会対応※は社会勉強にはなりますが、”大学に戻ってから活かせるか”という視点で考えると、
ぶっちゃけ私は疑問です。あくまで中央省庁での流儀というか、手続き論の仕事なので、私はこの手の仕事は、文科省プロパーになりたい先輩研修生になるべく対応してもらいたいなあと感じてます。
※国会対応は種々ありますが、例えば、(ざっくり言うと)国会での審議において、前日とかに野党議員から与党や省庁に向けた質問があり、それに対し、担当省庁の担当課が答弁を考え、大臣にレクする。さらに、国会の答弁の場で張り付く。等
2点目も含めた話になりますが、もうこれらは私としては当然の発想で、自分の給料払ってもらっているのは大学なんだから、まずは大学に貢献できる人材であろう、つまり、
大学に戻って役立つ知識を得よう、文科省にいる間は、自分しか大学にもたらせない情報を提供しよう、ということです。
そもそも、研修生は大学のスパイという一面も持っていますので、研修生はどんどん大学に最新の国の情報を流さねばなりません。
実際、文科省で働いていると、結構大学に役立つ情報は入ってきます。それに気づけるかどうか、というのは、こういった意識の違いかもしれませんね。私は週3回は毎週大学に情報を発信しています。
3点目は字のごとくです。別に頑張らないというわけではなく、文科省の皆様のように 体を壊しそうな働き方をしない、というだけです。無理して働いても自分の体と雇用主である大学の財政に悪影響を与えるだけです。
もちろん、頑張りたい方はそのままでいいと思います。素晴らしいことです。
ということで、話が散らかりましたが、文科省は、基本土日は休める、ただし長期休暇は休暇明けの状況によってはご用心、ということでした。
ちなみに研修生は土日に仲良い者同士で旅行に行くこともあるそうな。その辺は私が経験できたら書いてみます。