行政実務研修日記52
最近は国会がないのに業務繁忙のため、残業続きです。
残業代を楽しみに生きます。
さて、先週の金曜は別ラインの上司にお誘いいただき、飲み会でした。
3人で行きましたが、私以外の二人はどちらも40代のベテラン。
話す内容も、仕事において目の前にある課題の表面に見えるものだけでなく、
背景や携わっていた人達の考え方や様子などがわかっているので、
普通に仕事をしていては断片的でよくわからないものが、
お二人には過去からのストーリーとして見えていて、
その課題で本当に解決しなきゃいけないのは、ここだ!とわかっているようでした。
その他、部下とのコミュニケーションや、となりのラインの若手の
追い込まれ具合とかもよく見てます。
上司って、下から見ていてはわからないことを多く考えています。
ということで、文科省って人格者が多くいるよって話を以前の記事でも書いていますが、
今回の記事では、その文科省の上司たちについてスポットライトを当てて
書いていこうと思います。
文科省の上司たちって?
さて、大学にいると無能な上司というものが多くいますよね。(←偏見)
お客さんからお金、満足を得ないと商売として成り立たない、
という経験が無いのがその根底にあると思います。
幸い、私はまだ一度も無能な方が自分の上司になった方はいません。
必ず見習うべきものがある方々でした。
よく、上司の話題となると、ネットニュースとかでは、
"無能な上司の特徴◯選"とか、
"上司との距離の取り方"みたいな話題って多いじゃないですか。
これって、世の中では、上司に愛着がある人より、
不満を持つ人の話が目立ちやすいってことですよね。
目立ちやすいというか、問題化しやすいというか。
確かに大学勤務時代の他部署のモンスター上司は何人か見てきました
(居眠りばかり、他人に攻撃的、パワハラ、人の話聞かない、などなど)。
世の中にもそういう人は、そこそこいるんだと思いますが、
人の心、話題はポジティブなものより、ネガティブなものの方が広がりやすいですので、
※これはアメリカの心理学誌「Psychology Today」で発表された
John Cacioppo博士の研究でも明らかになっています。
ネガティブなものが広がりやすいだけで、それに負けないくらいポジティブな話、
つまり、いい上司である人達も同じくらい、あるいは悪い上司以上にいるんですよね。
少なくとも文科省には、いい上司の方が多いですよ。
例えば、私のいる課には係長以上の役職の方は20人以上いますが、
癖のある人は1人くらいですね。
で、やっぱりその1人が目立ってしまう。
いい上司の人はそんなに話題にならない。よっぽど神エピソードがないと。
こういう話の拡大版なんですよね。
世の中の話題で上司=基本嫌なやつら、みたくなるのは。
他の局だと癖あり上司の割合はもっと低いみたいです。
総じて、文科省は良い人揃いです。
行政実務研修生として文科省に来ても、ハズレ上司に当たる確率はとても低いです。
これは言い切っても良いですね。
そのわずかなハズレに当たったら、、、
修行だと思って耐える、、、?
これはおススメできませんね。我慢とストレスは体に毒です。
本当にストレスって免疫下がるんです。
色んなところの研究でこれは明らかになっていますが、馴染みのあるところでは、
大塚製薬の研究結果(これも他の人の研究を引用してはいますが)でしょうか。
そういう時は、庶務ラインに相談です。
行政実務研修生はとても守られた存在です。
文科省としては、貴重な労働力なので文科省でたくさんスキルを得て
大学に戻って欲しいと思っているので、
上司と合わなくて研修生が大学に戻ってしまうことは望んでいません。
確約はできませんが、庶務ラインに相談することで、時季外れな異動や、
仲裁に入ってくれることは大いに考えられます。
ですので、ハズレ上司に当たっても、解決窓口はありますのでご安心を。
まとめ 文科省の上司はいい人の方が圧倒的に多いです。
ってか、多分ふつうに皆さんの周りでも良い人の方が多いのでは?
悪い人が目立つだけで。
人間関係にストレスがないのが文科省の良いところなので、
行政実務研修生は大学よりも、仕事はハードでも人間関係は心地よく過ごせますよ。
今日は以上です。